〈4/28 新刊〉『偽史の帝国 ”天皇の日本”はいかにして創られたか』
現代日本に蔓延する歪んだナショナリズムの原点はここにあった!
宗教研究家である著者・藤巻一保による書き下ろし単行本。
明治期、新たな統治体制を構築しようとした日本政府は、天皇を中心に据えた「偽の歴史(偽史)」を創作した。今なお日本の歴史に決定的な影響を与え続けるこの空想的な「偽史」は、いかにして出来上がり、浸透し、肥大していったのか? 「国体論」「国家神道」「教育勅語」「家族国家論」などのキーワードを軸に、政治・文化・宗教、そしてオカルト思想に至る大量の歴史的資料をひもとき、「偽史」、そして近代日本の赤裸々な姿を明らかにする。
全9章、最終2章のアグレッシブな「天皇論」は全日本人必読!